立命館宇治高校でのキャラバン

こんにちは。

立命館大学の高橋咲穂です。


 

3月9日に、私の母校である立命館宇治高校での

3.11震災企画の講演会に卒業生兼司会者として参加してきました。

約1時間半の講演会は全三部から成り立っていて、

第一部は東北からお越しいただいた吉田明男さん、

第二部は立命館宇治高校から有志で結成されたRits-LABO

そして第三部は私たちみちのくキャラバンが担当して

それぞれの想いを発信しました。



吉田さんの講演内容は、震災当日の避難判断や家族の安否確認から、

一番に救助に駆け付けたのが「米軍」であったことへの疑問

および政府に対する愕然とした気持ちなど、

本当に被災された方でなければ分からない当時のリアルさを伝えるものでした。

また、ニュースや新聞など、淡々と、客観的に捉える標準語(私の偏見かもしれませんが、)とは違い、

どこか親しみを感じる東北弁は、より一層観衆を惹きつけていました。


私は舞台裏で聞かせて頂いていたのですが、

途中吉田さんの奥様や高校の先生方が涙を流す場面も少なくなく、

やはり、人が特別な想いをもって人に伝える力というのは、

人のこころを大きく動かす力があるなぁと感じました。

その点、私も第三部で少しお話をさせて頂く中で、私なりにこころから訴えたつもりだったのですが、

まだまだ私一人の言葉には大勢の人のこころを動かす力はないと感じました。



 

第三部の様子
第三部の様子

 

ただ、今回の講演会を受け、高校生たちが一体何を受け取ってくれたか、

果たして受け取ってくれたかどうかさえも分かりませんが、

少なくとも私は、きっと高校生たちのこころの中で、少しでも”何か”は変わったと信じています。

それは、内容はどんなものであれ、

「東北への想い」を、それぞれの立場の人が、いろんな気持ちを持って、

いろんな形でいろんな言葉で、自分以外の他者に”発信した”のだから、

きっと、誰かの訴えのどこかに、こころが引っかかってくれたはずです。

そして、”発信する”という行為は、

東北と共に歩む一歩、「本当の意味での”復興”」であると私は思っています。

 

 

だからこそ、一人が行うことには限りがあるし、

小さいけど、同じ”想い”を持った仲間と協力して、

発信力を大きな一つのものにして、

より多くの人たちのこころに呼びかけられるように、

これからもみちのくという名の、一つの想いで東北のために頑張っていきたいと思います。