写真展@横浜国大

はじめまして。横浜国立大学の山田と申します。

大変遅くなってしまいましたが、11月12日~16日に開催されました横浜国大での写真展、そして、その後も赴いた東北で感じたことをお伝えしたいと思います。

 

 

今回の写真展は、横浜国立大学図書館一階のリフレッシュスペースの隣での開催。国大生にどれだけ東北のことに関して関心を待ってもらえるのか、不安に思いながら開催のお手伝いをさせていただきましたが,開催のpopを見て来場してくださった方,友人から聞いて立ち寄ってくださった方、通りがかりに開催していることを知って見てくださった方等々…

たくさんの方にご来場いただきました。

 

 

来場者の方とお話もさせていただいて、皆様さまざまなことを写真展から感じて頂いたことを実感できましたが,中でも、写真展に訪れてくれた友人の表情がとても印象に残っています。
今回写真展をお手伝いするにあたって、友人には写真展の開催をアナウンスしていて、実際に来場してくれた友人もいたのですが、笑顔で僕に向かってあいさつをしてくれた友人が、写真に向かうと,たちまち真剣な表情へ。

 

 

震災から約1年9カ月が過ぎ、TV等での報道も減ってきたことで、意識していないと、つい震災を過去のことに感じてしまいがちですが、1年9カ月「しか」経っていないという状況が実際で、今も途方に暮れるような状況ななか、必死に前を向こうとしている方々がいる現状なのです。
そんな中、少しでも東北のことを思い出して、考える機会を持つきっかけの場を提供するお手伝いが出来たのならば、今回の写真展開催に携わってよかったな、そのようなことを友人の表情から思うことができました。

 

 

 僕個人も、これまでLSA(東日本大震災生活支援協会)という団体のボランティアバスで東北に赴き続けてきて、直近では12月7日~9日に宮城県の山元町、亘理町へ行ってきました。

活動後に津波にさらわれた小学校を見せていただいたのですが、津波によって荒れ果てた教室、天井が落ちてしまった体育館…

僕自身が教員を目指しているということを含めても、胸に詰まるもののある光景でした。

 

また、亘理町で側溝の泥だしをお手伝いしたお宅の方は、

「息子にはもう行かないから取り壊してしまえと言われた家だったけれども、ボランティアさんが一生懸命泥だしをしてきれいにしてくれたのを見て、絶対直してまた住もうと決めたんです。それ以来、息子も年2回家族を連れて帰省してきているんですよ。」

とお話ししてくださり、現地の方の気持ちに触れ、ボランティア活動を続けている意味について、また見直すことができました。

 

 

僕がこうした経験の中からみなさんに伝えられることがあるとすれば、みちのくcaravanのような写真展などをきっかけとして興味を持ったのならば、ぜひ現地に足を赴いてほしい、そうでない人も、どうか、東北のことを、被災地で頑張っている方々のことを忘れないでほしい、ということです。

 

被災地の復興は5年10年の単位で進んでいくものです。そうした中で、直接的な形でなくてもいい、日本に住んでいる人間として、復興に向かって長い道を歩き続けていく東北をしっかりと忘れないでいることが、とても大切なのではと思います。

 

最後になりましたが、今回の写真展にご来場いただいた皆様、改めてありがとうございました!

真面目なこと書き尽くしでしたが、東北でのボランティアや現地の方とのふれあいって、とっても嬉しくなること、楽しいこともたくさんで、素敵な出会いにあふれています。(食べ物もとってもおいしいですよー笑)

そうした意味でも、気構えることなく、ぜひ、気軽に東北のことに触れてみてください^^

それでは。長文にお付き合いありがとうございました!

 

山田 雅貴

(2012年12月8日 宮城県山元町      津波によって荒れ果てた体育館) 
(2012年12月8日 宮城県山元町      津波によって荒れ果てた体育館) 
(2012年12月8日 宮城県山元町     「まだ1年9か月しか」経ってないんです。)
(2012年12月8日 宮城県山元町     「まだ1年9か月しか」経ってないんです。)
(2012年12月9日 宮城県亘理町     お手伝いしたイチゴ農家にて。一歩ずつ、前へ。)
(2012年12月9日 宮城県亘理町     お手伝いしたイチゴ農家にて。一歩ずつ、前へ。)