熊本大学、写真展開催へ。〜前日準備の風景〜

11月25日、写真展開催前日。熊本大学黒髪北キャンパスの朝。

 

緑の葉っぱ、真っ赤な紅葉、黄色い落ち葉。それに、日光に溶けこんだ霧。まるで、カラフルに彩られた画用紙を、水をたっぷり含んだ白い絵の具で滲ませたみたいな景色でした。とっても美しいキャンパス。そんなキャンパスに、熊大メンバーは集まりました。二ヶ月以上前から写真展開催に向けて準備してきたメンバーたち。今日は一番忙しい日となったことでしょう。

 

前日準備は、力のいるパーテーション運びから始まりました。特にスポーツもしていない僕たちにとっては重労働。体がポカポカと暖まり、季節外れな服装になっていくにつれて、はじめて会うメンバーたちとの距離が少しずつ縮まっていくのを感じました。「お、重い。」とか、「こ、腰が。」なんて言いながら。ふいに、岩手県にボランティアとして行ったときに一緒に作業した仲間のことを思い出しました。

 

パーテーションが着々と運ばれる一方、暗幕のアイロンがけも順調に進んでいました。ジュワ~。スチームの気持ち良さそうな音を鳴らせながら、暗幕のしわを伸ばしていきます。「アイロンなんてすごく久しぶりで‥‥」という言葉とは裏腹に、手慣れた様子でみるみるしわをとっていくまいまいに、頼もしさを感じました。

 

アイロンをかけるまいまい
アイロンをかけるまいまい

長い長い暗幕をみんなで張り終わって、少し会議を挟みました。どのように写真を展示していくのか、最終チェックです。みんな真剣。そして、丁寧に、丁寧に、写真を展示していきます。ゆっくりと、確実に。なかなかささらないピンに足踏みしながらも、あたりがもうすっかり暗くなったころ、最後の一枚を展示し終えました。

 

福岡で行われるミーティングに熊本から毎回参加して、この写真展の準備を中心となって進めてきたぱるる。彼女の言葉で、このブログを締めくくりたいと思います。

 

「みちのくcaravan、熊本大学での開催が始まりました!
わたしたち熊大メンバーがずっと思ってきたこと、それは震災を忘れないでいたいということ、そして前に進み続けていることも忘れないでいたいということです。

震災の、その先へ。

歩みだそう、大好きだったあの街へもう一度。

あの日から1年半以上が経ちました。
たった1週間だけど、熊大生のみなさんと震災を振り返ることができたら、と思います。

熊大生のみなさん、お近くのみなさん、ぜひ学館ロビーにお立ち寄りください!
熊大メンバー一同、お待ちしております。」

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

しんじ

 

【期間】11月26日(月)〜30日(金)

【場所】熊本大学 黒髪北キャンパス 学生会館ロビー

【時間】10:30〜18:00